祖父の代から続く、多磨霊園の無縁祭に参列しました

ホームページをご覧いただきありがとうございます。都立多磨霊園門前にございます豊島屋です。今回は、多磨霊園で毎年開催されている無縁祭のようすをご紹介いたします。

 

多磨霊園無縁祭

今回の多磨霊園無縁祭は、当社も毎年参列している供養祭です。40年ほど前まで無縁になったお骨を東京都が引き取っていたという経緯があり、その無縁墓所の前で毎年4月に開催されています。主催は小金井石材組合という多磨霊園近隣の石材店が加盟する組合で、現在15社が加盟しています。当社は組合長をしておりますので、今回の行事の執り行いも担当しました。

 

こちらがその無縁墓所です。戦前に作られたものです。墓地を取り扱う業者として、不幸にも無縁になってしまった昔の方々を供養しようという思いで、代々受け継がれてきている行事です。当社は祖父の代から参加しています。

 

前日に組合員でお掃除をして、当日はお花とお線香をお供えし、お寺様をお迎えしてご供養いただいています。多磨霊園の管理事務所の所長さんもご参列いただいています。今年はお天気にも恵まれました。

 

今年も無事に、つつがなく無縁祭を執り行うことができました。当社は、多磨霊園開園と同じ大正12年に創業し、霊園とともに歩んできた門前の石材店です。今もこうしてお仕事を続けられているのは、多磨霊園でいただいたたくさんのご縁があってこそです。こうしたご縁とともに、祖父から続く無縁祭への思いも息子たち世代へ大切に受け継いでいきたいと思っています。